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広重の世界(二) [広重]

(その二)広重のスケッチ集(駿河冨士沼)

冨士沼一.jpg

Album: Miscellaneous Sketches → 駿河冨士沼(フリーア美術館蔵)
Type Album → 画譜(スケッチ集)
Maker(s) Artist: Utagawa Hiroshige 歌川広重 (1797-1858)
Historical period(s) Edo period, Mid-eighteenth century
School Ukiyo-e School
Medium Ink and color on paper → 紙本着色
Dimension(s) H x W x D (overall, album closed): 27.8 x 16.8 x 3.8 cm (10 15/16 x 6 5/8 x 1 1/2 in)

(参考)

冨士沼二.jpg

「駿河冨士沼(するがふじのぬま)」(「不二三十六景」・山梨県立美術館蔵)
富士沼(浮島沼)はそこから見る富士の大きさで知られるが、富士の絵の枠を突き破って山頂を描き、その巨大さを表している。富士沼を描くとき広重はこの方法をよく使い、『富士見百図』では、富士と沼とを俯瞰して、より写実的な描法を用いている。
※富士沼(静岡県沼津市)
 富士沼(浮島沼)は愛鷹(あしたか)山の南麓に広がる低湿地帯であり、古代・中世以来、海岸部の砂州上を通る東海道からの眺望により、景勝地となっていた。富士の麓には愛鷹山がそびえる。
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