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狂画の鬼才「河鍋暁斎」(その一) [河鍋暁斎]

(その一)「達磨耳かき図」

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「達磨の耳かき図」(暁斎筆)絹本着色・明治四年(一七八一)以降・「太田記念美術館蔵」

 この江戸期から明治期に掛けての「狂画の鬼才・河鍋暁藤(カワナベギョウサイ)」の、この代表的な肉筆画「達磨の耳かき図」は、江戸中期から後期に掛けての、「奇想画の旗手」の一人「曽我蕭白」の「群仙図屏風」の「左隻」の一コマの、次の図に示唆を受けたことに、違和感を抱く人は少なかろう。

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「群仙図屏風」(蕭白筆)の「左隻」(部分図・蝦蟇仙人)




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